2/26/2015

[2015/02/26] Trench Town - The Birthplace Of Reggae

早いもので2月ももう終わりますね。

今日はレゲエ月間の最後に 
Trench Town - The Birthplace of Reggae(トレンチタウン - レゲエの生まれた場所)
というコラムをご紹介したいと思います。
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Studio Oneの名作達
*当店の商品ではありません

トレンチタウンはジャマイカで最も有名なコミュニティと言っても過言ではない。それを手伝ったのはBob Marleyの不朽の名作と言うべき、No Woman No Cry、その名の通りのTrench Town、そしてTrench Town Rockだ。Bob Marleyは中でも一番有名な住民だが、トレンチタウンがジャマイカ音楽の生まれた場所である、という事実については誰も語ることがないーーレゲエだけではなく、スカ、ロックステディも、そしてそこから派生したダンスホールもここで生まれた。ジャマイカ音楽の書物の中にある最も人気のあるアーティストたちはこのコミュニティで生まれ/育ち、そこで音楽の製作を始めたのだ。

著者が2010年に参加したトレンチタウンの3時間ウォーキングツアーでは、住民であるJunior Lincolnがかつてトレンチタウンに住んでいた歌手達の名前と住んでいた道の名前をあげてくれた。以下にそれを記したいと思う。

    •    Marley, Bunny Wailer, Peter Tosh and Wailing Souls on First Street
    •    Delroy Wilson on Second Street
    •    Joe Higgs, Adina Edwards, Junior Braithwaite and Lord Tanamo on Third Street
    •    Strangejah Cole and Ken Boothe on the extension to Third Street
    •    Jimmy, Desmond and Junior Tucker, Cynthia Schloss, Dean Francis and Ernest Ranglin on Fourth Street
    •    Lascelles Perkins, Alton and Hortense Ellis, Rastafarian elder Mortimo Planno, Collis Robinson, Dobby Dobson and Noel ‘Scully’ Simms on Fifth Street
    •    The Folkes Brothers, Bunny Robinson, The Paragons and The Techniques on Sixth Street
    •    Wilfred ‘Jackie’ Edwards, Eddie (of Alton and Eddie) on Seventh Street
    •    Above Seventh Street were Toots and the Maytals, Leroy Sibbles, Bongo Herman, members of The Clarendonians and Roy Shirley

他には以下のような名前が。
Clement ‘Sir Coxsone’ Dodd, Duke Reid, Prince Buster, Marcia Griffiths, Rita Marley, Judy Mowatt, Bob Andy, John Holt, Dennis Brown, Horace Andy, Don Drummond, Lee ‘Scratch’ Perry and King Tubby

いったいこれらのトレンチタウンの住民達は実際何をもたらしたのだろうか?1960年代、田舎に住む人達がより豊かな生活を求めてこの街にやって来た。この音楽の急成長を導いた才能の集大成は、1963年にあの名高いStudio Oneを設立したSir Coxsoneによるものだ。そしてStudio OneはBerry Gordyの、米デトロイトを拠点とするMotownスタジオに匹敵するジャマイカの素晴らしいレーベルと評価されるようになった。また、近くのDenham TownのBond Streetにあったライバル的存在のスタジオ、Treasure Isleとは静かな冷戦があったと言われている。


 1932年にキングストンで生まれたCoxsone Toddは元々農場の労働者で、1950年代の半ばにDown Beat Sound Systemを始めた人物だ。そこで彼に与えられた必要な機材、レコード、3つのスピーカーを買う機会を使い、そしてこれがスタジオを作る基礎となったと言う。これによりジャマイカで皆から愛される音楽のシーンが形になり、また、時を同じくしてスカと呼ばれる新しいビートがキングストンのクラブでプレイされるようになっていた。彼はStudio Oneをこの流行の波に乗せるために作ったのだ。Studio Oneにあった機材は、他のライバルスタジオであったChannel OneやJoe Gibbsに比べると非常に原始的な物だったと言われているが、今でも廃れることのないそのリズムはDoddのジャマイカの音楽シーンを確固たる物にした。

しかしそれらのジャマイカ文化への貢献もよそに、トレンチタウンの住民達はこれらの著名な住民たちの築いてきた物から特に経済的な恩恵を受けていない。そこにはMarleyがかつて住んでいたことのある有名な共同住宅、"Culture Yard"を中心に、この文化を守るための人々の努力がある。また、11のイベントからなるTrench Town Festival(毎年2月に開催)は、コミュニティが "ジャマイカの豊かな遺産を表現する音楽、スポーツ、食べ物、そして若い力の素晴らしさをアピールすることを通し、コミュニティがジャマイカの文化に貢献するショウケース"だ。






Culture Yard

記事原文:http://digjamaica.com/blog/2015/02/23/trench-town-birthplace-of-reggae/2/

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ジャマイカのゲトー(貧困地域)はそれぞれのコミュニティでそれぞれのルールがあるので、基本、先進国の人間だけで興味本位に行くのはおすすめしません。行く時は、信用できるジャマイカ人と一緒に行くのがベターです。


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2/25/2015

[2015/02/25] New Arrival - 商品入荷 -

2月も今週で終わりますね。
本日は70s Reggae中心の20枚を追加しています。
ご興味のある方、チェックよろしくお願い致します!

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本日おすすめの4枚


上段左→右
Al Campbell   / Ain't That Loving You
The Heptones / Johnny Lover    Hypocrite
下段左→右
Israel Vibration /  The Same Song
Junior Byles & Rupert Reid / Chant Down Babylon

2/24/2015

[2015/02/23] Let's Go to Countryside - 買付けの旅 -

昨日は田舎に買い付けに行ってきました。

天気もよく、 遠出には最高の日!


この中から宝を探すのは大変だが、その分 見つかった時の感動も大きい!


ジャマイカはキングストン市内やリゾートエリアも楽しいのですが、
田舎にはまだまだ残る手付かずの自然や、人々の素朴な感じ、
広い空、濃い緑、地元の人が行くような隠れたビーチなど、
ガイドブックには載ってない魅力がたくさんあるので、
時間があったら少し足を伸ばして田舎にも訪れてみて欲しいです。

道沿いのフルーツベンダー
ココナッツ、バナナ、パイナップルは定番ですね。

田舎の道
おなじみの場所です
video

The Country Road
内陸の田舎にはまだまだこのような"何もない"道があります。
でこぼこ道の運転は要注意!

田舎の小さな街

人の手に荒らされていない静かなビーチ


さて、2月はレゲエ月間ということもあり、レゲエ中心の商品を追加していましたが、
3月はまたダンスホールも紹介していきますので、お楽しみに!

Instagramのアカウントでは、Blogに載せていないジャマイカの日常写真も
ランダムにUPしているので、併せてフォローしてみてください。


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2/21/2015

[2015/02/21] New Arrival - 商品入荷 -

20点商品を追加しました。こちら
本日は80年代の商品がメインとなっています。
再入荷の物(*別商品)もありますので、以前に買い逃した方はぜひチェックしてみてください!
よろしくお願い致します。

本日おすすめの4枚

上段左→右
Triston Palmer / Entertainment
Early B / Ghostbusters
下段左→右
Jimmy Cliff / Reggae Movements
Tiger / Bam Bam


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2/20/2015

[Mi Hungry] 第4回 John R. Wong Supermarket Food Court

今日は久しぶりのキングストンお食事処紹介シリーズ [mi hungry] 第4回目です。

キングストンでのボックスランチのスポットは、すでに日本人の間でよく知られている定番のお店が何軒かあるかと思いますが、今日はちょっと穴場、New Kingstonにある、John R. Wong Supermarket の中のフードコートをご紹介します。フードコートはスーパーマーケット内の2階にあります。

キングストンの大型スーパーマーケットは、店内にベーカリーやフードコートを持ち、そこで食事を買うことができ、たいていは店の商品を使って作られているので、価格はレストランより少し抑えめになっています。

この日のメニュー

New Kingstonというビジネス街にあるゆえ、11時半から人が来始め、12時過ぎると長蛇の列をなします。多くの人はテイクアウトで、店内は穏やかな雰囲気です。

スーツ姿のビジネスマンが多め
イートインの様子

カウンター左から列に参加し、最初に注文すると、容器の蓋に注文の名前と番号を書いてくれ、同じ番号の紙をくれます。自分の番がやってくると、都度呼ばれるので、ご飯(白米、ライス&ピーズ、スパニッシュライスまたはジャマイカの芋やバナナ)の希望を伝える→おかずの好み(チキンの部位やグレイビーソースがけなど)を選ぶ→ サラダを選ぶ(トスサラダかマカロニ)の順に右のレジに向かって進んで行く流れになります。

目の前で注文を聞いて作ってくれるので、間違いもないですし、出来立ての物をもらえるのが嬉しいです。この日は12時を過ぎたばかりのピークタイムだったので、やや時間がかかりましたが、フライドチキンもちょうど揚がったばかりのをもらうことができました!

このように進みながらお弁当を盛っていってくれます。



この日注文した、フライドチキン(左)とエスコビッチフィッシュ(右)いずれもライス&ピーズに少しグレイビーソースをかけてもらいました。
少しだけグレイビーソースかけて!」と、量の加減を調節できるのも対面式だからこそですね。

決して美しくはないジャマイカ弁当の盛りつけ。ですが、容器いっぱい溢れんばかりの様子は食欲をそそります。コストパフォーマンスは◎


また同じフードコート内にはブルーマウンテンコーヒーを出しているカフェも併設されていますので食後のコーヒーまで楽しめます。


なお、ランチタイムのみの営業でだいたい3時過ぎには終わりつつあるそうで、最後のほうは定番のフライドチキンしか残ってない状態になるそうです。混んでてもランチタイムに行って出来たての美味しいものをいただくのがおすすめです。




John R. Wong Supermarket
Address: 1-5 Tobago Avenue, Kingston,(New Kingston)2F

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2/18/2015

[2015/02/18] New Arrival - 商品入荷 -

商品を20点追加しました。→こちら
本日は70's Reggaeが中心のセレクトです。Duke Reid多めです!
名曲がたくさんありますので試聴だけでも是非♪
よろしくお願い致します。

 本日おすすめの4枚


上段左→右
The Techniques / It's You I Love
Jimmy London / Moving On

下段左→右
Roman Stewart & Dave / Changing Times
Hugh Roy / Joyfull Locks



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2/17/2015

[2015/02/17] Ridgelyneブランド ブルーマウンテンコーヒー価格変更のお知らせ 2015

いつもTings & Time Recordsをご利用いただきありがとうございます。
本日は、当店で取り扱っております、Jamaica Blue Mountain Coffee Ridgelyneブランドの価格改定についてお知らせです。

昨年からブルーマウンテンコーヒーは、2013年にカリブ諸島およびアメリカを襲ったハリケーン Sandyの影響、害虫被害、物価上昇などにより価格が高騰しております。

これによりTings & Time Recordsでも以下のとおり価格を変更させていただきます。

1 Lbs. (約453g)3,800円→ 4,500円  商品ページはこちら
1/2 Lbs.(約227g)2,000円→ 2,500円  商品ページはこちら

何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

なお、商品は常に新鮮なものを提供するために、ご注文いただいてから仕入れに行っています。ぜひ一度お試しください。また、こちらは送料込みの価格です。


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2/14/2015

[2015/02/14] New Arrival - 商品入荷 -

商品を22点追加しました!こちら
今日は80年前後のChannnel One, Volcanoが中心となっています。
以前にすぐに売れてしまった商品の再入荷もありますので、チェックしてみてください!

本日おすすめの4枚

上段左→右
Black Uhuru / Guess Who Is Comming To Dinner
Yellow Man / Zungguzungguguzungguzeng

下段左→右
Lady Ann / Informer
Johnny Osbourne / Yo-Yo


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2/12/2015

[2015/02/12] Playlist: Jamaica's Musical Message to Africa

すでにお伝えしていますとおり、ジャマイカは毎年2月をレゲエ月間として制定していますが、アメリカやカナダではBlack History Month = 黒人歴史月間として制定しています。これは、黒人(*)がアメリカの歴史の中で残して来た功績を見直すために作られたと言われています。
(*語弊があるかとは思いますが、本記事では便宜上このように呼ばせていただきます。)

今月は様々なメディアで黒人の歴史がどんなものだったか紹介される機会が増え、祝福されることが多い中で、特定の人種に限って祝福する必要はない!と批判的な人もいれば、だったら白人歴史月間も作ろう、と言い出す白人もいたり、それぞれ感覚が異なるようです。

ジャマイカの歴史では、1500年代頃からアフリカ人が奴隷として船に乗せられ連れて来られました。そしてこの国のバナナ、サトウキビ、コーヒーなどの農園で働き、この国を豊かにするのに辛い労働を強いられてきました。独立したのは1962年、まだほんの50年余り前のことです。ジャマイカ人の多くは今でも母なる大地はアフリカだと言います。特に強調しているのはラスタの人達ですね。

また、一方で、アフリカでのレゲエの人気は高く、その市場は大きいので双方それぞれに求め合っている理由があります。
(以前ジャマイカの歴史について書いた記事はこちら

さて、このブログでも日本語訳を紹介しているジャマイカの新聞、Gleaner紙が別サイトとして新聞に載せ切れなかった様々なアーカイブや特集記事を格納したdiGというページがあるのですが、今日はアフリカにちなんだレゲエの曲のプレイリストが載っていたのでご紹介します。

リリックの内容は深いものばかりですが、ジャマイカ人のアフリカに対する想い、奴隷の歴史を知るきっかけになればと思います。Tings & Time Recordsも知らないことがたくさんありますので、勉強していきます!

Playlist: Jamaica's Musical Message to Africa
こちらから引用:http://digjamaica.com/blog/2015/02/11/playlist-jamaicas-musical-messages-to-africa/
*iTunes Storeにリンクしています。
  1. Africa Unite – Bob Marley & The Wailers
  2. Zimbabwe – Bob Marley & The Wailers
  3. Angola – Jah Bouks
  4. Hello Africa – Garnet Silk
  5. Capture Land – Chronixx
  6. African – Peter Tosh
  7. Mama Africa – Peter Tosh
  8. Til I’m Laid to Rest – Buju Banton
  9. African Pride – Buju Banton
  10. Let’s Go Africa – Capleton
  11. Zimbabwe – Sizzla
  12. Africa Prepare – Sizzla
  13. Calling Africa – Queen Ifrica
  14. Africa Must Wake Up – Damian ‘Jr Gong’ Marley & Nas
  15. Motherland Calling – Richie Spice
  16. African People – Beres Hammond
  17. Talking Africa – Beres Hammond
  18. Africa Awaits – Tarrus Riley
  19. Whoa Mama Africa – Anthony B
  20. Dreaming of Africa – Jesse Royal
  21. One Africa – Burning Spear
  22. A Place Called Africa – Junior Byles
  23. Africa Here I Come – Freddie McGregor
  24. Africa – Lutan Fyah
  25. United States of Africa – Luciano
  26. African Bound – Junior Kelly
  27. Great Kings of Africa – Mutabaruka, Dennis Brown & Ini Kamoze
  28. Africa – Raging Fyah
  29. Beautiful Africa – Gregory Isaacs
  30. Africa – Natural Black

最後にアフリカでのレゲエの人気を証明した動画、Busy Signalがウガンダに行った時の歓迎のされっぷりがわかるものがあるのでご紹介。実際、Busy本人もその対応にビックリしたと言ってました!



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2/11/2015

[2015/02/11] New Arrival - 商品入荷 -

商品を17点追加しました!今日は、今は亡き、偉大なアーティスト達の60s, 70sリリースの作品でまとめています。
人気の商品の再入荷もありますのでお早めにチェックしてみてください。
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 本日おすすめの4枚

上段左→右
Slim Smith / Lonely Lover
Jacob Miller / Tenement Yard

下段左→右
Peter Tosh & The Wailers / Burial
Culture / See Them A Com


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2/10/2015

[2015/02/10] The way forward for reggae - レゲエの未来-

Sunday Gleanerが3回シリーズでお届けする、レゲエの過去、現在、未来について書いたコラム、最終回となりました。今回は最後の未来についてです。

過去の記事の訳はこちら
1回目:Did Reggae its Way?
2回目:Reggae, Dancehall Music… What Went Wrong?

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1月の終わり、Jamaica Jazz and Blues Festivalが行なわれた。しかしながら蓋を開けてみるとかなりの盛り上がりを見せたのは伝統的なレゲエ"ではない” 二つのパフォーマンス - カナダのMagic!と、アメリカのSOJA - だった。彼らはレゲエの生まれたこの島の出身ではないが、特にBillboardとiTunesのレゲエチャートの両方で素晴らしい業績を見せているのが特徴だ。

今日のレゲエの下向きなスパイラルを取り巻く暗いニュースから離れて見てみよう。エンターテインメント専門の弁護士であり音楽ファンの一人でもあるLloyd Stanbury氏は、レゲエが適切な行いと、より強い注目を集めることでジャマイカ(のレゲエ)がまた市場を支配することができると信じている、と言う。

「ジャマイカのレゲエは政府と地元の民間企業が、自国の経済的な発展のための先駆けと考えて力を入れることができれば、再度盛り上がるはず」とSunday Gleanerに話した。

Stanbury氏は、これまで長いことレゲエをビジネスとしてかなり力を注いで来ており、過去に行なわれていたCaribbean Music Expoというイベントでもリーダー的存在だった人物だ。彼がこれから出版する最初の本、"Reggae Readblocks: A Music Business Development Perspective(音楽ビジネスの発展の見通し)では、このビジネスにおける優れた洞察力を見せている。この本は今年の後半に発売される。また、彼の視点では、レゲエをもう一度盛り上げるためには、創造的で文化的な産業を支えるべく、しっかりと体型づけられた発展計画が必要なんだそうだ。

「それには音楽ビジネスのマネジメント能力、企業の開発サポート、アーティストをツアーに連れて行くことや、海外のレゲエアーティストと戦うことができるマーケティングサポートの改善が必要だ。」


収入の変化
Stanbury氏の話によれば音楽ビジネスはここ10年で劇的に変わって来ており、その結果、見込める収入のポイントも変化したと言う。
「物理的な売上(CDなど)が劇的に減少している。一方でレコードの売上は上がって来ている。今日、音楽の売上と利益について話を始めたら、もっとも儲けられる分野としてライブパフォーマンス、デジタルストリーミング、ダウンロード、広告、映画製作、ゲームを考慮に入れる必要がある」と指摘する。

また、過去の売上と今日までにアーティストが作って来た売上を比べると、この先、過去のような売上が繰り返されることはない、と述べる。

現在のアーティスト達はビジネスから成功を感じることはできる。「しかしながら彼らがより成長するためには、マネジメントやマーケティングのサポートにおけるプロ意識のレベルを向上させなければならない」と強調する。

創造性の視点からは、悪くない。しかしそれをサポートするだけの十分なマネジメントとマーケティング力が欠けている。
「音楽の教育とビジネスマネジメントのトレーニングは我々が前に進むために優先度の高い公式であり非公式でもある教育システムだ。実際、ジャマイカ政府のリーダーや彼らの専門的なアドバイザーも欠落しているため、世界的なスケールで見たレゲエの経済的な価値への理解が非常に低い。」と言う。

将来は国内のマネジメント能力と統治能力を向上させるために、ローカル(ジャマイカ)の音楽協会が国内外のプロと手を結ぶことになるだろう。

「我々の業界組織は頑張っている、だが、より協力なメンバーのサポートがあればもっとよい結果を打ち出せると思う。レゲエ月間は業界の発展と成長を動かす素晴らしい手段を導き続けてくれる。これは制定当初の主な理由だった。しかしながら私の視点では、現在このレゲエ月間の中心組織となっているJaRIAは祝いモードへの注力を少し弱め、その分プロ意識の発展に力を入れるべきだと思う」

記事原文:http://jamaica-gleaner.com/gleaner/20150208/ent/ent8.html
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ジャマイカ国内でのレゲエの価値というのは、その業界の中にいる人であれば自分たちの肌で感じることは多いのでしょうが、政府は外国から見た「レゲエの生まれたカリブの島・ジャマイカ」の影響力の大きさを感じきれていないのではないかと思います。素晴らしい、可能性を秘めたこの素晴らしい音楽をもっと評価して国全体が盛り上がるといいのですが、理想では。
一方、現実問題としてこの国にはレゲエを聴かない人もいますし、レゲエの中には子供に聞かせたくないリリックや、アーティストの素行の悪さなど、サポートし切れない理由もあるため、協力体制のバランスの悪さが残ってしまうのは否めません。

現在、マネジメント力、マーケティング力については海外のアーティストのほうが勝るのは売上の数字を見てのとおりで、いい作品が出来ても見せ方ひとつで売上につながらなかったり、その逆も然りです。海外での同胞の活躍はジャマイカ人にとっても非常にいい刺激になりますし、誇りを持てる大切な事ですのでなんとか取り戻して欲しいです!(Staff)

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2/07/2015

[2015/02/07] ジャマイカ首相からBob Marleyへのお祝いメッセージ

昨日はBob Marleyの誕生日で、Museumでもお祝いがかなり盛り上がりましたし、多くのお祝いツイートや写真、動画を目にし、その偉大さを改めて感じることができました。

意外なことにジャマイカの首相も、Bob Marleyの70歳の誕生日について声明を出したのでご紹介します。

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ジャマイカの首相Portia Simpson Millerは、Bob Marleyの70歳の誕生日を祝うべくメッセージを発表。

公式声明によると
「Bob Marleyの70回目の誕生日を祝うことは、同時に今回のレゲエ月間のテーマ"The Journey is the Destination.(旅することが終着地点だ)"にとても合っています。
何十年もの間続いているレゲエ音楽の素晴らしい旅を改めて見直し、そしてジャマイカの歴史を振り返り、また、自分たちの権利のために立ち上がらなければならないと改めて心に刻むでしょう。
"We must get up, stand up for our rights."(Bobの名曲、Get Up Stand Upのフレーズを引用しています)



また首相は、ジャマイカや世界が全体的に大変だった時代(*)にBob Marleyは大きく、そして強く自分の主張に声をあげる、とても影響力のあるアーティストだった、と加えています。


*補足
1970年代のジャマイカは政治的にかなり混乱しており、Bob MarleyはPNP(人民国家党)の政治キャンペーンに参加していたことで対するJLP(ジャマイカ労働党)から狙われ、政治抗争に巻き込まれました。それまでお互い武器を持ち、憎しみ合い、殺し合いを繰り返していたのです。しかし1978年、One Love Peace Concertに出演し、この2大政党の党首をステージに招き、そこで和解の握手をさせるという、歴史に残る大きな、勇気ある行動に出ました。(上の写真がその瞬間です)

「Bob Marleyの哲学は今でも私達の心に生きています。彼の音楽は私達ジャマイカ、そして世界の人々の永遠なる道義心として褪せることなく心に残っています -- 貧困や不公平に対する不満を抱える我々を勇気づけてくれるのです。」

そして、
「伝説の人"Bob Marleyは、人々の強さ、枯れることのない才能、創造性、そして抑圧と不公平に対して声をあげる提唱者として、我々にとっての大いなるリーダーなのです。
Bob Marleyの作品の多くは、まさにジャマイカの国家英雄であるMarcus Garveyの教えてくれた言葉を実行し続けています。 
"A people without the knowledge of their past history, origin and culture is like a tree without roots."『過去の歴史、起源、そして文化の知識がない人々は、根のない木と同じだ』と締めくくりました。

記事原文:http://loopjamaica.com/2015/02/06/jamaica-news-bob-marley-was-a-musical-giant-pm/
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Bob Marleyは音楽だけでなく、人々の心に多大なる影響を与えた偉大なる人でもあります。今日なお語り継がれるコンサートでの和解の瞬間は、他の誰にも真似できない、Bobだから遺せた行動だったと言えるでしょう。レゲエはただ楽しむための音楽ではなく、ジャマイカの人々の生活すべてを表したものなのです。


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2/06/2015

[2015/02/06] Happy Birthday Bob Marley!

今日2月6日はBob Marleyの誕生日ですね。
その存在を言葉で表すのは恐れ多いほど、影響力のある偉大な人です。

生きていたら70歳、"bob marley 70th birthday"というキーワードで検索してみたところ、世界中で彼の誕生日を祝うイベントが行われるそうです。画像検索の結果は以下のとおり。これだけではなく、たくさんのフライヤー画像などがまだまだ続いていました。



ジャマイカではすでにお伝えした通り、今日金曜日は朝から(すでに始まっているでしょう)Bob Marley Museumでのお祝いが行なわれます。


そして明日土曜日の夕方はWater FrontでDigicelが主催のBob Marleyコンサートが開催されます。いずれも節目の70歳ということで大いに盛り上がることでしょう。



最後に名曲Redemption Songをご紹介します。この曲はジャマイカ人が奴隷として捕われていた頃のことを歌っていますが、最大のメッセージ(下記2行)は、現代にも当てはまる内容に思えます。亡くなって長い月日が経っても人々の心を魅了し続けるBob Marleyは本当に偉大です。

*いまだにiTunes Storeのレゲエ部門売上チャートの半分にはBob Marleyの曲がランクインしているそうです。それについて書かれた記事はこちら

Emancipate Yourself from Mental Slavery
精神的奴隷から自らを解放せよ 
None but ourselves can free our minds
自分たちの心を自由にできるのは他の誰でもない 自分たちなのだ



Happy Birthday King of Reggae, Bob Marley!!!



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2/04/2015

[2015/02/04] New Arrival - 商品入荷 -

商品を17点追加しました。こちら
60s, 70s中心のStudio OneとCoxsoneです。
チェックお早めによろしくお願いします!

本日おすすめの4枚

上段左→右
Marcia Griffiths / Mark My Word
Delroy Wilson / Dancing Mood

下段左→右
Johnny Osbourne / Love Is Here To Stay
The Cables / Baby Why


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2/03/2015

[2015/02/02] Reggae, Dancehall Music... What Went Wrong? 間違った方向へ進んだ理由は?

Sunday Gleanerが3回シリーズでお届けする、レゲエの過去、現在、未来について書いたコラム、前回は過去について紹介されており、当店のブログでも訳を掲載しました
2回目の今週は
Reggae, Dancehall Music… What Went Wrong?
(レゲエ、ダンスホール音楽・・・間違った方向へ進んだ理由は何なのか?)
 と題し、現在について書いています。

今日(こんにち)、やや活気のないレゲエの売上について紐解いてみる。この記事を書く前にBillboardのレゲエアルバムチャートをチェックしてみたが、1位は‪Rebelution‬のCount Me In、続いてSOJAのAmid The Noise and Hasteといずれも非ジャマイカ人アーティストのランクインという有様だった。さらにiTunesのトップ100チャートを見ると、トップ10のうち5曲はBob Marleyの1970年代に録音された曲たちなのだ。

ではこの現代に製作された音楽が間違った方向へ進んだ理由は何なのか?

The Sunday Gleanerは音楽コンサルタントであるClyde McKenzieに聞いてみた。

「皮肉なことだが、我々はアーティストの成功のためにかなり真剣に取り組んで来ており、私はジャマイカの音楽が非常に成功してると考えている人の一人であるが、一方で我々ジャマイカ人のスタイルを忠実に演奏できる海外のアーティストが出て来ているとも思う。」

McKenzie氏によると、ジャマイカのアーティストの多くは何らかの海外への渡航制限に直面しており、それが自分たちを売れなくさせている理由であると言う。これらがこの小さな島、ジャマイカで生まれた音楽の持つ可能性を海外に向けて発信できない主な理由になってしまっていると言う。

ただ、すべてが失われた訳ではない、まだその絶大な人気に衰えを見せることのないジャマイカ人アーティストたちもいる、と言う。「新しい世代のリーダーであるChronixx、Jah9、ProtojeそしてJesse Royal、さらに現在は檻の中にいるVybz Kartelも忘れちゃいけない」

すでに亡くなっているBob Marleyの成功について、McKenzieはこう表現する「a wonder of nature = 自然の奇跡」

McKenzieによれば、Marleyは別格であり、彼は非常にいい時代に、非常にいい場所にいた、完璧な男だ。
「彼の人生のすべて、そして彼の死についてさえもそれはパーフェクトなタイミングで起こった、という人がいるね。Bobは生きていたら今年で70歳を迎える。今生まれたばかりの子供でさえも彼の曲に共感できる。何故かって誰も年老いたBob Marleyのイメージを持ってないんだ。今でも若くて生き生きとした姿が残ってる。これが彼の最大の魅力の理由なんだ
、皮肉なことに。

結局のところ売上成績があがっている訳ではない。McKenzieは「世代間の比較」をしないようにしているんだとか。それをしたところで逆効果になるだけだからだそうだ。「我々は国際的なアピールのできる国際的な音楽ジャンルを作ることができた小さな島の出身であることを幸運だと思ってる。 
Marleyやその世代のアーティスト達は社会の目立たない場所から出て来て、国際的にも関わりの薄い場所で生きて来たことを考えると、それは非常に特殊なケースだということがわかる。この世代の人達が作って来た、何かに対抗する音楽"Rebel Music"は社会が激変する当時の時代に合っていた。Bob Marley、Peter ToshそしてBunny Wailerは世界中の解放闘争の大きな力となっていたのだ。

また現代に話を戻す。

ヨーロッパの音楽フェスティバルシーンではヨーロッパのアーティストがレゲエを楽しむ姿も多く見られる。McKenzieいわく、それはつまり(主催者側にとって)より経済的だからだ。
「もし私がヨーロッパのプロモーターで、出演者に地元のアーティストか、ジャマイカのような場所からアーティストを招聘するか、という選択を迫られたら、私は単純にコスト面から前者を選ぶと思う(すべての条件が同じと考えた場合)。ジャマイカからの飛行機代はアーティストのみならず、帯同する関係者を含めたら大変なコストになるからね」

また、アーティストの売上と製作に影響を与える落とし穴には同性愛を嫌悪する人達がいるからだとも言われている。

「多くのジャマイカンアーティストたちがこの件に関して注意深くなってるきてるし、はっきりと同性愛を嫌悪すると明言する人も減って来ていると思う」

最後にMcKenzieは、アーティスト達は必要以上に自分たちの活動を窮屈なものにしなくてもいいが、今こそ市場に対してもっと理解を示さなければいけない時だと言う。

「アーティスト達は、いくつかの市場を見たうえで、何が受け入れられて、何が受け入れられないかを理解しなければいけない」

次回は"The Way Forward"と題し、未来について書かれます。


記事原文:http://jamaica-gleaner.com/gleaner/20150201/ent/ent2.html

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レゲエはジャマイカ人の「生活・生き様」を表したものです。現代とBob Marleyの時代に作られたものが違いすぎるのは明らかで、自由を求める皆が一つになるためのリーダーが必要とされていたのです。皆を惹き付ける、そして皆の気持ちを代弁する強いメッセージが現代のアーティストなお続く人気の秘訣なのでしょう。

一方、このコンサルタントの視点ではビジネス寄りなので、売れる(音楽を作る)ことに重きを置いた意見ではありますが、これもレゲエを、しいてはジャマイカを盛り上げるには大切な要素ではあります。

2月のレゲエ月間開始とともにレゲエに関するコラムが多く掲載されているので、またピックアップして紹介できればと思います。


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Tings & Time Records
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2/02/2015

[2015/02/01] New Arrival - 商品入荷 -

新しい商品を17枚追加しました。こちら
本日2月1日に誕生日を迎えたDennis Brownでまとめています!

 本日のおすすめ4枚

上段左→右
Dennis Brown / If I Follow My Heart
Dennis Brown / Wolf & Leopard

下段左→右
Dennis Brown / Whip Them Jah Jah
Dennis Brown / Man Next Door


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