日本人の私たちにとってバルバドスといえばリアーナの出身国として思い浮かべる人が多いと思いますが、この国の政治家が、ダンスホール音楽は暴力的な犯罪を助長する可能性があるからバルバドス国内では流さないようにしてはどうか、と言っているとのこと。これは公式な場での発言であり、特に若者への影響を心配しています。
ただ、これが通ってしまうとリアーナの曲の一部も禁止される可能性があるのでは?と心配する人たちもいます。
Rude Boyはダンスホールの要素たっぷりの曲ですね |
当ブログでも3月にご紹介しましたが、イギリスのクロイドンという街にあるバーがダンスホール音楽を流し、警察によって「受け入れ難い」として摘発されました。その後このバーのオーナーは、バーでプレイするセレクターたちに事前に「ダンスホール音楽はプレイしない」という契約をさせています。
記事原文:http://www.wereportnews.com/?p=1760
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先にも紹介したとおり、バルバドスはリアーナの出身国で、ジャマイカのレゲエの人気も高く、多くのジャマイカンアーティストやサウンドもショウのためにこの地を訪れています。また、リアーナもレゲエから大きな影響を受けていることで知られています。
Man DownのPV撮影はジャマイカで行われました。 |
さて、日本はどうでしょう?仮にみんなが英語を理解できたら、ダンスホール音楽は聞かせたくない!という大人だらけでしょうね。犯罪を助長するだけでなく、エロの部分でも耳を塞ぎたくなるような露骨な表現が多くあるのはいうまでもなく。
日本はジャマイカと環境や文化が大きく異なるので、まったくの別物なわけですが(音楽聞いただけで犯罪に発展することはあまりないと思われる)、今日、音楽を聴こうとYouTubeへアクセスすれば映像も出てくるわけで、ダンスホールの激しいダンスは子供には刺激が強すぎるのである程度管理していく必要がありますね。
ちなみにジャマイカ国内の感覚ですが、教会に行く人たちなど、レゲエを聞かない年配の層はダンスホールは下品な音楽で嫌!という人も多いです。子供たちにも聞かせたくない、と過去にも問題になっています。
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/
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