ジャマイカファンとしてはUsain Boltの3冠3連覇にゾクゾクしました!そして100m x 4リレーでは日本の銀!!こちらもすばらしいバトンパスとチームワークに感動させられました。
世界最速の男ボルト、そしてそのジャマイカの血を引くケンブリッジ飛鳥が続けてゴールする姿、JAで始まる二つの国の勝利に多くの日本人が歓喜の雄叫びをあげたことでしょう。
ケンブリッジ飛鳥の活躍と父親がジャマイカ人だという血筋はジャマイカの新聞でも何度も取り上げられており、また、彼の履いていたスパイクにはジャマイカの国旗が入っていたことを指摘されていました。(Jamaica Observerの記事 Japanese Bolt earns relay silver: 「自分は日本のボルトと呼ばれているが、そう呼ばれるためにはもっと速く走れるようにならなきゃ」)
さて、今日は曲の紹介ということで、Popcaan / We Still A Win をご紹介しますが、PopcaanはUsain Bolt Dubを公開しているのでこちらを取り上げています。
We Still A Win (Usain Bolt Dub)
Usain yuh know about league ah you name world cup
When touch pon the track Gatlin burnt up
Mi see it they don’t like when ghetto youth shell di world up
Weh dem ah go do yuh now when Jamaica turn up
We still a win, Usain still a win, Bolt still a win, Jamaica a win
We still a win, a we still a win
Dem Girl Keep the black ting shining
we still a win, a we still a win, Unruly ting
We still a win, a we still a win
Them fi know seh a world wide thing
Usain Boltは勝ち続けるぞ!と歌ったこの曲ですが、ジャマイカ人は、ボルトのライバルと言われていたアメリカのジャスティン ガトリンを敵視している人が多く、この歌詞の中でもGatlinをやっつけろ!と歌っています。過去のドーピング陽性反応でイメージが悪いのか、そして小さな島国ジャマイカも大国アメリカに勝てるんだぜ!という喜びの表れでしょう。
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余談ですが・・・ドーピングに関してよくジャマイカでジョークのネタになるのはこちら。
俺らの栄養剤はヤム、バナナ、ココ、プランテーン!
ジャマイカ人の足の速さやスタミナの秘訣はヤム(芋)にあると言われており、日本でもサプリメントの成分としての研究材料に使われたことがあります。果たして日本人に効くのかはわかりませんが。
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そしてオリジナルの歌詞のままですが、ゲットーユーツが世界を制することに納得できない人もいる、と歌っています。
今回のオリンピックでジャマイカ人をそしてジャマイカファンを印象付けたのがこの曲と言えるでしょう。ジャマイカはキングストン、Half Way Treeの巨大スクリーンではいつもこういった大勝負を放送するのですが、みんなの興奮が伝わって来る映像がたくさんあったのでご紹介します。
そしてこちらはPopcaan本人が、Usain BoltがWe Still A Winを歌っている動画を投稿しています。
日本の史上最多のメダル獲得やこれまでに長きにわたって破ることのできなかった記録に感動を覚えました。また、残念な結果や表舞台にはわからないドラマがあったと思います。
次の2020東京オリンピックでは人類のどんな進化が見られるのか楽しみです。
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/
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