今日のニュースは最近ジャマイカで起こったレコード泥棒について取り上げています。
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"Thieves take off with sound system operator's lifetime collection"
ロンドンのサウンドシステム、Mighty MerritoneのオーナーであるMark Banton 82歳に悲しい知らせが入った。
先週末、ジャマイカに所有する家で泥棒に入られ、おまけに彼が長い時間をかけて集めたレコードコレクション1,500枚が盗まれたというのだ。
Gleaner紙がイギリスに住んでいる彼の家族に話を聞いた所、事件直後の先週木曜日、その知らせを受けたと言う。また、Banton氏の娘によれば、その家には荷物は置いてあるものの常に人が住んでいるわけではないため、家を管理する人間が毎日チェックしに入っているそうだが、木曜日の朝、レコードが盗まれていることに気付いたんだそう。
現在、二人の男が犯人としてあがっているという。「二人の男が水曜日の夜に家に押し入り、一人は銃を持っていて、彼らは近くに車を停めていたらしい」
その知らせを聞いた彼女の父親(Banton氏)はいてもたってもいられなくなり、ジャマイカ行きのチケットをすぐさま予約し、日曜日に捜査協力のためにジャマイカに戻ってきたんだそう。
地元の警察にはすでに被害届を出しており、捜査に入ったそうだがまだ決定的な情報は見つかってないし、警察もそれほどの重要性を持って動いてくれてない。「父は音楽を愛しているから、悲しみに暮れる姿を見たくないし、思い出という名の価値があるレコード達を今はただただ返してもらいたい」と語る。
Banton氏の家族はレコードを返してくれた人に報奨金を出すし、必要であれば捜査人を個人的に雇うと言う。「今は自分たちが出来ることをやるしかないわ。警察に能力がないとはいいたくないけど、あのレコード達は家族にとってとても意味のある物で、何もせずに座って事態を見ているだけというわけにはいかないの」
記事原文はこちら
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個人的な見解として、犯人は間違いなくレコードビジネスにかかわっているか、かかわっている知り合いがいる輩でしょう。
っていうことは、この盗まれたレコード達は間違いなく世界のどこかの中古レコード屋さんや、オークションなど、世の中に出て行くことになるんだろう・・・もしかしたらあなたの買ったレコードの中にも盗品があるのかもしれない。
ぶっちゃけそいつらが盗んだレコードを外国の卸業者に売るということは可能であり、買い付ける商品がどこから来てるかは買い手にとっては関係ないからね。地元の中古レコード仲介業者たちがどうやってレコードを持ってきているかは・・・Only Jah Know
変にこのニュースが広がって、レコードが金になるんだということがジャマイカの悪いヤツらに浸透しないことを願うばかりだ。
ちなみに信じられないかもしれないが、カリブにはまだ海賊が存在していて、盗品がジャマイカのスーパーにも卸されていたりもする。なんでこんなに安いの?と思う物は盗品っていう可能性もあるね。
(以前にブランド正規輸入代理店が、どこそこの店で売られている商品は海賊から入手したものだと注意を促していたのを目にしたことがある)
手に取れる“物”って思い出があったり、愛着が湧いてくるから、その人にしかわからない価値がある。
皆さん、レコードにはしっかり名前を書いておこう!
(Junya)
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/
Or Microchip and gps on records? ?
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