Bunny Wailer、ガンジャの合法化をめぐり、今回はMarley家のガンジャビジネスと政府の動きについて意見を述べています。
「The Marley Natural(会社名)は確実にみんなから反対されるね」
ガンジャの合法化を目指して活動して来たBunny Wailerいわく、最近報道されたMarley Estate(Bob Marleyの一家が経営している会社)がPrivateer Holdingsという国際企業とガンジャビジネスの契約を結んでいるが、この成功は許されない、と言う。
これから国全体をあげて、法律も含めたうえでジャマイカがガンジャを合法化し、どう国を豊かにしていくか、いい点、まだ足りない点などを話し合っている状態の中でMarley家の動きは勝手な動きにしか思えない、と述べている。また、最近広く議論されている、Bob Marleyが世界的な大麻ブランドの顔になるのは間違っているのでは?という点について賛成している。
というのも、The Wailersは商品、名前、楽曲などの商用利用で収入が発生するが、これは一人のメンバーつまりBob Marley(もっと言うとMarley家)に対してだけなんだという。
「このガンジャの件については、The Wailers全体で決めるべきだ。Bobの死後、Marley家は世の中に出ているThe Wailersの様々な作品やイメージの利用権を消してしまったんだ」こういった行動がThe Wailersが遺した栄光がBobのみに行くことが許せないと怒りをあらわにしている。
「The Marley Naturalブランドは、Marley家の勝手な振る舞いにしか見えないね」
さらに彼は、彼自身と故Peter Toshが大麻の顔として選ばれるのがふさわしいのではないかという議論に対しても賛成意見。
「我々を知るファンにとっては、絶対に、大麻と言ったら国際的にはPeter Tosh、地元ジャマイカでは自分(Bunny Wailer)の印象が強いだろうね。実際、俺はガンジャ関連で14か月牢屋に入ったことがあるし、Peterも同じような経験がある。Peterも俺も合法化に向けた法の改正や人々の啓蒙などにお金や時間そして労力を費やして来た。だがBobの死後、彼の会社はそういった活動をしていないし、サポートもしていない」
また、Bunny Wailerはこうして他国の会社がジャマイカの企業(Marley家)と手を組んで大麻で利益を出そうと言っているのにも関わらず、政府の動きが遅いことにも不満を表している。そしてMarley家に対して反対意見を述べるだけでなく、海外のジャマイカの大麻ビジネスに興味を持っている会社に対しても意見を。
「ジャマイカ政府の対応がまだまだ遅過ぎる。これから広がる可能性を見ていない。ラスタコミュニティ、ジャマイカのガンジャ農家、医療用大麻の科学者や出資者といったジャマイカの地元の人達がまず実際に市場に出る、それから海外の会社がそれに追随するべきだ」と語った。
記事原文:http://jamaica-gleaner.com/gleaner/20141203/ent/ent1.html
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ジャマイカのローカルの人達の事を無視し、Bob Marleyの名前やビジネス的に大きく利益を出す事だけを考えているようにしか見えないMarley Estateは反対されてもおかしくないでしょうね。これに限らず、Marley家のビジネスのやり方には不満を感じている人はたくさんいるのでしょうが、力が大きくてなかなか言えない事もある気がします。黒い・・・。(Staff)
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/
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