12/09/2014

[2014/12/08] Wah Gwaan Jamaica? - Buju国外追放を希望 / Garnet SilkとStingの思い出 -


今日は二つの記事を簡単にまとめています(意訳あり)。
ひとつめはBujuの「アメリカから国外追放し、ジャマイカへ帰らせてほしい」という要望を提出、もうひとつはGarnet Silkの思い出です。
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Buju Wants to be Deported

Star紙の一面ヘッドラインから、
コカイン密輸に関わっていたという容疑によりアメリカで逮捕されているBuju Bantonですが、減刑とアメリカから追放、つまりジャマイカに戻して欲しいと言う希望を出しているとのこと。

最近、米国連邦量刑ガイドラインが変更になり、刑が軽くなることもあるそうだが、フロリダ州のTampaでドラッグ関連で刑を言い渡されている1,700人以上の被告人で、最小限の量刑を言い渡されている人達に対してこれは適用されない。(また、すでに刑を言い渡されているので、刑期をさかのぼって適用しない)

Bujuもこのうちの一人で懲役10年(2019年まで)と言われている。

なお、この"最小限の量刑"から逃れる方法は二つ、被告人が事件の調査人に協力を求めること、もしくはこの事件についてすべてを告白することである。

ちなみにBujuは身の潔白を主張しているが、法廷側の求める告白ではないようだ。

記事原文:http://jamaica-star.com/thestar/20141208/news/news1.html
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キングストンの街もかなりクリスマスめいて来ています。街の様子はまた別途ご紹介したいと思いますが、今日はStingの宣伝バナーをHalf Way Treeで見かけました。先日取り上げた、Garnet Silkの命日までObserver紙が紹介するエピソード、今日はStingのプロモーターです。
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年末の恒例のステージショー、StingのプロモーターIsaiah Laingが94年のSting、そしてGarnet Silkのことを語る・・・。

 93年のStingはBounty Killer とBeenie Manのクラッシュの人気が高く、26,000人を集客することができた。だが次の年は何か他のアイディアでいかなければ、と考え、皆からどういう反応があるかわからなかったけど、コンシャスな物にフォーカスしてみた、と言う。

当時ラスタのムーブメントが来ていた頃で、Garnet Silkもその一人だった。また、彼にとってのStingは92年が最初で、94年は2回目の出演(になるはず)だったという。

また、Laingは彼がまだ警察官だった88年、Garnet Silkに初めて会った時のことを思い出す。
「マンチェスターから出て来て、当時私の働いてた警察署に現れたんだ、Silkはまだその頃BimboというDJ名を名乗っていて、警察署の木の下で何曲か歌ってくれた。そして自分の曲を録って欲しいとお願いして来た」

その機会は4年後に訪れ、Hard Nut to Crackを確か92年か93年にSupremeレーベルで録ったのだった。
Laingによれば、Garnet Silkは「一緒に仕事しやすい人であり、絶対に無理なお願いを言って来ない人だった。あり得ない金額のギャラを求めて来たこともないし、いつもちゃんと話を聞いてくれた」という。

ご存知のとおり、94年、Stingが開催される12月26日を待つことなく、12月9日、マンチェスターの彼の母親の住む自宅にて火事に遭い、帰らぬ人となった。28歳の時のことだ。

「Silkが亡くなったことを聞いたのはちょうどマイアミにいた時だった。その数日前に一緒にシングル曲を録ったばかりだったんだ。その曲はいまだにリリースしていないよ。いつか出さなきゃと思ってる。とても心に響く、だけど皮肉な歌詞なんだ。

"If you don't love Selassie, fire a go burn you and your family" (あなたがSelassieを愛してないのなら、火事があなたとあなたの家族を滅ぼすよ)

94年のStingは21,000人を集客、すべての出演アーティストがGarnet Silkに追悼の想いを捧げた。

「彼の音楽は今でも皆の心の中に生きている。彼は特別な人だったよ」

記事原文:http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/Sting-salutes-Garnet-Silk_18070891



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Tings & Time Records
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