2/12/2015

[2015/02/12] Playlist: Jamaica's Musical Message to Africa

すでにお伝えしていますとおり、ジャマイカは毎年2月をレゲエ月間として制定していますが、アメリカやカナダではBlack History Month = 黒人歴史月間として制定しています。これは、黒人(*)がアメリカの歴史の中で残して来た功績を見直すために作られたと言われています。
(*語弊があるかとは思いますが、本記事では便宜上このように呼ばせていただきます。)

今月は様々なメディアで黒人の歴史がどんなものだったか紹介される機会が増え、祝福されることが多い中で、特定の人種に限って祝福する必要はない!と批判的な人もいれば、だったら白人歴史月間も作ろう、と言い出す白人もいたり、それぞれ感覚が異なるようです。

ジャマイカの歴史では、1500年代頃からアフリカ人が奴隷として船に乗せられ連れて来られました。そしてこの国のバナナ、サトウキビ、コーヒーなどの農園で働き、この国を豊かにするのに辛い労働を強いられてきました。独立したのは1962年、まだほんの50年余り前のことです。ジャマイカ人の多くは今でも母なる大地はアフリカだと言います。特に強調しているのはラスタの人達ですね。

また、一方で、アフリカでのレゲエの人気は高く、その市場は大きいので双方それぞれに求め合っている理由があります。
(以前ジャマイカの歴史について書いた記事はこちら

さて、このブログでも日本語訳を紹介しているジャマイカの新聞、Gleaner紙が別サイトとして新聞に載せ切れなかった様々なアーカイブや特集記事を格納したdiGというページがあるのですが、今日はアフリカにちなんだレゲエの曲のプレイリストが載っていたのでご紹介します。

リリックの内容は深いものばかりですが、ジャマイカ人のアフリカに対する想い、奴隷の歴史を知るきっかけになればと思います。Tings & Time Recordsも知らないことがたくさんありますので、勉強していきます!

Playlist: Jamaica's Musical Message to Africa
こちらから引用:http://digjamaica.com/blog/2015/02/11/playlist-jamaicas-musical-messages-to-africa/
*iTunes Storeにリンクしています。
  1. Africa Unite – Bob Marley & The Wailers
  2. Zimbabwe – Bob Marley & The Wailers
  3. Angola – Jah Bouks
  4. Hello Africa – Garnet Silk
  5. Capture Land – Chronixx
  6. African – Peter Tosh
  7. Mama Africa – Peter Tosh
  8. Til I’m Laid to Rest – Buju Banton
  9. African Pride – Buju Banton
  10. Let’s Go Africa – Capleton
  11. Zimbabwe – Sizzla
  12. Africa Prepare – Sizzla
  13. Calling Africa – Queen Ifrica
  14. Africa Must Wake Up – Damian ‘Jr Gong’ Marley & Nas
  15. Motherland Calling – Richie Spice
  16. African People – Beres Hammond
  17. Talking Africa – Beres Hammond
  18. Africa Awaits – Tarrus Riley
  19. Whoa Mama Africa – Anthony B
  20. Dreaming of Africa – Jesse Royal
  21. One Africa – Burning Spear
  22. A Place Called Africa – Junior Byles
  23. Africa Here I Come – Freddie McGregor
  24. Africa – Lutan Fyah
  25. United States of Africa – Luciano
  26. African Bound – Junior Kelly
  27. Great Kings of Africa – Mutabaruka, Dennis Brown & Ini Kamoze
  28. Africa – Raging Fyah
  29. Beautiful Africa – Gregory Isaacs
  30. Africa – Natural Black

最後にアフリカでのレゲエの人気を証明した動画、Busy Signalがウガンダに行った時の歓迎のされっぷりがわかるものがあるのでご紹介。実際、Busy本人もその対応にビックリしたと言ってました!



http://tingsandtime.shop-pro.jp/ 
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/

0 件のコメント:

コメントを投稿