3/10/2015

[2015/03/10] 映画 The Harder They Come Part 2が製作される!

今日は映画 The Harder They ComeのPart 2についてJimmy Cliffが話した記事を訳しています。
(抜粋および意訳です)
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あの60年代のジャマイカをリアルに映し出した伝説的映画、The Harder They Comeが43年の時を経て、パート2が製作される!


Jimmy Cliffによれば今年の後半から製作に入るということで、音楽はもちろん彼によって担当されるんだそう。

The Harder They Comeは、サウンドトラックの素晴らしさはもちろんですが、ジャマイカで初めて作られた劇場用映画であり、また、世界にレゲエを知らしめ、そしてジャマイカはもちろん、世界に向けても成功した作品として多くの人に知られています。
また、カリブ諸国で製作された映画の中でもっとも影響力の高い映画のひとつとして認識されている、とても優れた作品です。

この映画はジャマイカのリアルな犯罪についてゆるく描いた物語で、Cliffの演じるアイヴァンは撃たれてしまいます。Cliffはこれについて、Ivanhoe Rhygin Martinのキャラクターは実は死んでなかった、と説明します。

「自分の演じた役は撃たれて死んでしまうし、そうであるべきなんだが、彼が埋葬されたところは映し出されていない。そこで映画のマジックを使って(ストーリーをうまく変えてという意味でしょう)、彼が息を吹き返し、その罪を償うために何年も牢屋で刑期を過ごした後、また彼は外に出て自分の道を歩み始めている」と説明しています。

記事はこちらから抜粋しています
http://jamaica-gleaner.com/article/entertainment/20150308/jimmy-cliff-reprise-role-harder-they-come-pt-2

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レゲエ好き、ジャマイカ好きの多くが観たことのある作品だと思います。
改めて観てもジャマイカが驚くほどリアルに、自然体に映し出されている作品ですね。ただ、ジャマイカに物がなかった当時の、荒削りだけど純粋でハートのある人々をこの現代、まったく同じように描くのは難しいのかなと思います。とはいえ、牢屋から出て来たRhyginの「今」を上手に描いてくれることを願っています。

製作自体に対しては、資金繰りに困って製作が中断したり、やっぱりやらない、なんてこともあり得ますが・・・

こちらはYouTubeに載っていた、BBCがThe Harder They Comeを特集したドキュメンタリーの音声です。2013年のもので、現代の視点で製作当時の様子、ジャマイカの歴史と社会(奴隷制度とその名残など)、そしてジャマイカの"ルードボーイ"についてJimmy Cliffを含む様々な人が語っていますが、映画だけでなくジャマイカを説明するのに欠かせない様々な要素についても話しているので非常に興味深いです。(英語です)



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