特別功労賞(生涯における功績を称える)がSizzlaに!
Jamaica STAR紙では、世界的なレゲエアイコンとして知られるSizzlaに名誉特別功労賞を送ることを決定。5月30日にキングストンのダウンタウン Waterfrontで授章式とフリーコンサートが行われる。
Sizzla、本名をMiguel Collinsは、現代のレゲエの中で最も成功したアーティストの一人であり、また、多数のリリースをしたことでも知られている。その数なんとアルバム70作品!2013年5月にリリースされた彼の作品"The Messiah"は、彼にとって初めてのグラミー賞のノミネートとなった。
音楽で長きに渡り名声を得て来ているSizzlaは現在39歳、その他の分野では人道主義者としての活動で大きく飛躍している。
たとえば"Sizzla Youth Foundation"という団体を創立し、August Town、Tavern、Mona Commons、Waterhouse、Stony Hillやその他のエリアに住む若者たちのサポートをしている。また、彼の住むAugust Townコミュニティと、アフリカのガンビアでは音楽大使を務めている。そしてSizzlaはアフリカ回帰主義の先駆者であり、また、ガーナのある地区においては最高位の地位を与えられている。
ジャマイカ国内においては、Rastafari Nation と Royal Regentのトップであり、会計も担当している。また同じようにHaile Selassie I Jah Rastafari Royal Ethiopian Judah Coptic Churchでも会計という重要な役割を担っている。
今回のこのSTAR Awardsの授章でステージにあがってもらうことを伝えた際、彼はとても喜び、Weekend STARに対し、
「最高の気分だ。それにこの授章を皆に認識してもらえるのはとても名誉なこと。こういった認識がBlack Movement(黒人の人権向上活動)の努力につながっていく。Sizzlaは何年もの間こういった活動のリーダーとして活動してるんだ。これはJahからの恵みであり、大切な人達からの愛と尊敬の気持ちだと思う。」
Kalonji Music ProductionのCEOであるSizzlaはまた、現代のレゲエを作品にすることを通し、ラスタファリアンを改めて認識してもらう活動の中心人物としても高い評価を得ている。それは精神世界や社会に対するメッセージに強く関連しており、貧困地域に住む若者の権利剥奪や、黒人の国での抑圧といった共通の問題を探求し続けている。
Sizzlaはメガヒットを多く生んだアーティストとして知られている。その作品は以下のとおり。
Just One of Those Days, Solid As a Rock, Black Woman And Child, Rise To the Occassion, Thank You Mama, Take Myself Away, Dem A Wonder, Taking Over, No White God and Words Of Divine.
記事原文:http://jamaica-star.com/thestar/20150522/ent/ent1.html
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社会に対する強いメッセージで人々を惹き付けるSizzlaがSTAR紙から表彰されることになりました。記事にもあるとおり、アフリカ回帰主義であり黒人の地位の向上について唱え続けてきた活動家であります。
アフリカから奴隷として各地に連れて来られた黒人達の地位は長い間の努力の結果ここ数年、徐々にあがっており、黒人の生活水準、世の中における地位も上がって来ている印象があります。それにはSizzlaのような活動家の努力なしには成り立ちません。
さて、記事の中のSizzlaの作品の中に"No White God"とありますが、この曲は"True God"という曲としてリリースされており、内容はそのとおり、「俺らの神は白人じゃなく黒人だ! 嘘を教えるな!」と歌っています。
当店では"True God"を扱っています。
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Tings & Time Records
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