5/02/2015

[2015/05/02] カリブ海を覆うサハラ砂漠からの砂嵐

ここ数日、キングストンの空がまた何かによって曇っています。ただの曇り空ではないのは明らかだったのですが・・・

またRivertonゴミ集積場の爆発だったら嫌だなぁと思っていたのですが(起こった後数日間は街中が燃えた臭いで充満していました)、ニュースを見て驚きの、アフリカはサハラ砂漠からDust Storm(砂嵐)がカリブ海諸国に来ており、ジャマイカでは目に見えるほどの被害となっている、とジャマイカの気象庁が発表。

気象庁には多くの問い合わせがあり、遠くが見えないのは何の影響なのか、説明を求める声が多かったそう。また、気象庁の代表の一人はこれに対し、この砂嵐が特に身体に被害があったなどといった報告は今のところ受けておらず、また、事態は週末にはよくなるであろうと言っています。

アメリカの海洋大気庁の発表によれば、サハラ砂漠の砂は人体に影響はないが、アレルギーや呼吸器官に疾患のある人はできれば室内で待機し、心配であればかかりつけの医者や専門機関に相談しましょう、と言っています。

下はアメリカの気象庁(NATIONAL WEATHER SERVICE)が出している図です。
土地とフェーズごとに解説しています。



    ①サハラ砂漠の熱帯波動が空気中に砂を巻き上げます。
    ②THE DUST STORM(砂嵐)
     砂はアメリカ合衆国と同じくらいの広さに撒き散らされ、大西洋全体を覆います。
     熱帯波動との関係で熱帯性低気圧と同じくらいの早さで雲が移動してきます。
    ③砂嵐は12時間続きます。空は乳白色になり、車の車体を薄茶色い埃が覆います。
     またメキシコ湾までおよぶこともありますが、アメリカ南東部に届く頃には
     たいてい弱まっています。

*ジャマイカの位置を赤で表しましたが、ちょうどフェーズ③にかかっている状態のようです。

参考記事:
http://iriefm.net/hazy-conditions-caused-by-saharan-dust-particles/




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最近のキングストンですが、特に午後になると風が強く、かなり埃っぽい。砂嵐が原因とは思いもよりませんでした。また、4月から雨期に入っているのにここ数週間雨が降っておらず、空気の乾燥、粉塵は舞う、そして午後になっても暑さが引かない日もあり、本当に暑いです・・・

雨期の間はたいてい午後になると雨雲がやってきて、30分〜1時間くらい雨が降り、また晴れて夕方は涼しくなる、というのがよくある天気の流れなんですが。

加えて砂嵐が、それもアフリカからやってきているだなんて、信じがたいような・・・。去年の夏は水不足が深刻で、生活用水の不足はもちろん、外でも強い風が吹いた時に舞い上がる砂ぼこりは目に見えて恐ろしいものでしたが、同じことにならないよう雨も降って欲しいです。(Staff)

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