10/31/2014

[2014/10/30] "Holt a Day" - John Holtとの思い出 -

先日10月20日ロンドンで亡くなった歌手、John Holtへの哀悼の意をを込めて、Jamaica Observerは11月15日に予定されている彼のお葬式までの間、"Holt a Day"と題し、毎日少しずつ彼の生前の思い出/エピソードを紹介して行くそうです。Tings & Time Recordsでもいくつかご紹介して行きたいと思います。

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1980年代、John HoltはRastafariに転向、彼の代表的ヒット曲のひとつであり、大麻について歌ったPolice In HelicopterはプロデューサーであるHenry 'Junjo' Lawesによって世に送り出されたが、当時ジャマイカの警察は大麻畑を撲滅しようとしていたのだから、この曲のリリースはかなり衝撃的だったはずだ。

 (先日Tings & Time Recordsでご紹介したPolice In Helicopterの歌詞日本語訳はこちら

この曲がHoltのバラードスタイルのきっかけとなった。

このトラックを演奏した、Roots Radicsのベーシスト、Errol 'Flabba Holt' Carter氏がJohn Holtが当時Maxfield AvenueにあるChannel Oneのスタジオを訪れたときの事を話してくれた。

「Johnはこの曲をChannel Oneのスタジオで歌ってくれた、そして俺がコードをつけた。その時この曲は絶対に売れる!と確信したもんだよ」と氏は当時の思い出を語ってくれた。

そしてCarter氏の予想は的中、Police In Helicopterはジャマイカでの大ヒットだけにとどまらず、彼のヨーロッパのファンにも支持された。また、その音楽的な伝説は今も続いていると言う。

「Johnは俺の'Flabba'っていうあだ名に'Holt'をつけ加えてくれた。それは何故かってかつて俺が彼のように歌おうとしてたからなんだけどね。'お前が俺の名前を引き継いでくれ'って言ってくれたんだ」

記事原文はこちら
http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/John-Holt-gets-defiant_17823204


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