2/27/2016

ジャマイカ総選挙にまつわるニュース

ジャマイカの総選挙が終わりました。
結果はJLP(Jamaica Labor Party)が一期ぶりに勝利。Andrew Holnessが首相の座を奪還しました。

さて、選挙まわりでのニュースを2つ。


Rasta Clashes with JLP, PNP Supporters
ラスタマン、支持者で集まる教会に現る

選挙の当日、JLPの候補者の到着を待つ支持者たちのいるスパニッシュタウンの教会に赤、緑、黒に塗られた小さなバスが現れた。そしてエチオピアの旗を掲げたラスタマンの姿、
「dutty JLP and PNP fi gweh」(汚らしいJLPとPNP、どっかいけ!)と叫んだ。

本紙がこのラスタマンに支持している党についてたずねると、
「俺は皆の正義の代表だ!どの党にもまったく興味がない」

その後すぐにバスはパトロール中の警察にすぐにそこから移動するよう注意されたのであった。

http://jamaica-star.com/article/news/20160225/javotes2016-rastas-clash-jlp-pnp-supporters

そしてもうひとつ ---

Bounty Killer congratulates Andrew, offers him advice
Bounty Killerが新首相を祝い、アドバイスを送る
 

Bounty Killerが晴れて首相の座を取り返したAndrew Holnessに向け、Instagram上で祝辞を述べました。
「Andrew Holnessと彼の率いる
新体制の皆さん公平な戦いに勝利したこと、心からお祝い申し上げます。
今夜、そして夜が明けても平和が続くことを願っています」

またこれで終わることなく、続けて真面目に、ジャマイカの新しい首相にアドバイスを送った。
「我が党の名前はジャマイカと言います。あなたが我々に約束した減税を、最初の100日の間、できるだけ早く実現してください。これについて曲を書くので、次のリリースで聴くことになると思います。
JLPとPNPの皆さん、どちらもお疲れさまでした。ただし議論しないのは今後のPNPのためによくないと思います。
我々の愛するジャマイカのために
どうぞ頑張ってください!」と締めくくった。

http://jamaica-star.com/article/entertainment/20160225/bounty-killer-congratulates-andrew-offers-him-advice

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ラスタマンのこうした動きはこれまでもあったのかもしれませんが、どちらかというと政治と呼ばれる社会を取り仕切る力には興味がなく、彼らは彼らの生き方をする、という印象です。

Killerのアドバイスした減税は、ジャマイカ国民の切なる願いであり、今回の選挙で特に大きく言われていたことです。現在16.5%の消費税、外国人の我々ですら高いと感じます。ちなみに、物によりますが、ジャマイカは思っているよりも物価は安くありません。当然、ローカルの人のもらうお給料の割合からすると税金は恐ろしい存在なのです。

これからJLPが本当に減税してくれるのか、これによって政府に対する不満の曲なんかも出てきそうですね。

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