Ninja Man、ゲイと噂される息子について話す

今日はちょっと気になるゴシップがあったのでご紹介します。補足にジャマイカのゲイ嫌悪の背景も描いています。
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Ninja Man Distance Himself From Gay Son
Ninja Man、ゲイと噂される息子から距離を置く


Ninja Manの息子がゲイと噂されている。

この記事に一緒に掲載されているビデオにはNinja Manの息子が映っていて（車の助手席にいる、ピンクのヘアエクステンションをつけている男性）、ここ最近SNSに出回り話題となっている。どうやら彼は選挙活動を応援する車に乗っているようだ。というのも、現在、ジャマイカは今月25日の総選挙に向けて盛り上がっている時期である。

今回、我々（Urban Islandz）の取材に対し、Ninja Manは自身の息子がストレートになろうと、ゲイになろうと、自分には関係ない、と語っている。

「俺は他人、その人生にとやかく言うつもりはない。人について悪く言うのは俺じゃない、周りのみんなだ。非難したりするのも、いつも周りの人間だ。俺は自分、神、そして音楽に生きるために一生ステージにあがっていく。もちろん息子には俺のストレスとなるような人生を送らせるようなことはさせないつもりだ」

記事原文：http://urbanislandz.com/2016/02/11/ninja-man-distance-himself-from-gay-son/

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ビデオを撮ってる人たちの遠慮のない感じ（ずけずけと物を言う様子、動画を撮る様子）も、Ninja Manの息子の立ち居振る舞いも、ジャマイカでよくみる光景ですね。ジャマイカは、同性愛者を嫌う人が多いのですが、このビデオでは、野次馬的に人は集まってワーワー言っているものの、バ＊ィマンといったような、ジャマイカ人がよく同性愛者の人たちに向けて言う単語を出していないところに、ややマナーを感じます。（＊注 下部参照）

このビデオに映っている人たちの服がオレンジなので彼らはPNPのサポーターなんですね。彼自身、"Portia"（現在の首相の名前）と言ってますしね。しかしNinja Manの息子を見つけたことで盛り上がっているのか、選挙活動の内容で盛り上がっているのか、もはやよくわかりません。

Ninja Manは周りがどうであろうと、ステージの上では変わらずかっこいいのでしょうけど、正直意外ではありますね・・・。

＊ジャマイカの同性愛嫌悪について
地球上で一番ゲイを嫌悪する国、と言われています。男は男らしく！というジャマイカ男性のあるべき像、そして男性と女性がいて初めて子孫を残すことができるのだからゲイはご法度というキリストの教え、それに加えてダンスホールの世界ではゲイを殺せ、燃やせなどといった過激な歌もあり、それを助長していることがあるのはみなさんよくご存知のとおりです。（そういった歌詞が問題で海外のショーに出られないレゲエアーティストも数名いますね）
かつて同性愛者保護団体の方が殺されたりしていますが、現在はジャマイカの法律でどんな性別や性的指向を持つ人も平等であることがうたわれています。
ちなみに、Tings & Time RecordsはAnti-racismです。

 
Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/