借金苦を理由に大麻密輸、女性が逮捕
滞納していた請求書を支払うためのお金を工面するために大麻密輸の罪で女が逮捕、今週月曜日の裁判で1年の刑期を課せられたことがわかった。
女性の罪は、大麻所持、取引、そして輸出しようとしたことだ。裁判所は女性が1ポンド5オンス(約600g)の大麻を持ち出そうとしたところを空港で逮捕されたと言う。
裁判官が
「刑を逃れることはできませんね?」と女に聞いたところ、
「滞納していた水道料金の請求が18万ドル(約16万5000円)が頭から離れなかった。土地の税金と子供の学費の支払いがあった。それ以外にもたくさんの負債があった」
裁判官は、人生は挑戦すべきものである、ゆえに自分に課された試練を言い訳にしてはいけない、と諭した。「この世に生を受け、生きていれば苦難もある。あなたが生まれた時、医者はあなたを叩いたでしょう。これは強欲という名の罪です」と、判決を言い渡す前に女に伝えた。
最終的に、
大麻所持に対し、5,250ドルの支払い、もしくは6ヶ月の服役
大麻取引に対し、21,000ドルの支払い、もしくは6ヶ月の服役
輸出を試みたことに対し、12ヶ月の服役を科された。
記事原文
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ジャマイカの様々な問題が含まれたニュースと言えます。大麻を海外に持ち出せば現金が得られる、という短絡的な考えからリスクは高いけど崖っぷちにいたんだろうと思います。そんな時に甘い囁きがあり、つい話に乗ってしまったのかもしれません。
学費の支払い、とありましたが、ジャマイカでは子供の学費を払えない親に対して厳しい指導があるそうです。そうは言っても街中の信号で日中窓ガラスを磨く明らかに小学生と見える少年を目にすることもあるのが実態であり、政府はこれに限らず貧しい地区の子供たちに対しては見て見ぬ振りをしてる部分も少なくありません。新たな政府の体制で未来のジャマイカを支える子供たちへのサポートも強化されることを願います。
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