6/06/2014

[2014/06/05] Wah Gwaan Jamaica? - Cops probe if...MAN KILLS BROTHER FOR MANGO

Cops probe if...MAN KILLS BROTHER FOR MANGO - マンゴーを巡って弟を殺した男、取り調べ中。

たくさんの実をつけたマンゴーの木
ジャマイカはご存知のとおり果物の宝庫です。

特にマンゴーは多くの家の庭に木が生えていて、収穫の時期になると毎日食べ放題、というほどたくさんの実をつけます。なので、人の家に遊びに行けばおみやげにマンゴーをもらったり、またそれを道で売って収入源にする人もいたり。?マークのような形の針金を先につけた長い竿を持っている家庭が多く、これを高い所についた実に引っ掛けて採ります。

さて、今日のSTAR紙のトップはマンゴーを巡る信じられない事件が起こったようです。



=========記事本文(意訳)=======

セントキャサリンに住む19歳の少年が、マンゴー"Number 11"(という品種名)を巡り、石を使って兄弟を殺した容疑で警察に逮捕されている。

殺されたのはこの少年の兄、23歳。
伝えられた所によるとマンゴーを巡った口論が発展した後、殴り合いのケンカになり、兄に向かって石を投げ、それが当たって死亡したといわれている。

STAR紙がこの兄弟が住む近所の住人に話を聞くと
「・・・這って追いかけて、後ろに回って石を当てたんだ・・・」

現在、19歳の少年は警察に拘留、事情聴取を受けており、今日起訴される予定だという。

=========ここまで======= 
 

 日本ではあり得ない出来事だと思いますが、お腹を空かせた人は実際のところ、この国にたくさんいます。

事件に対し、Facebookに載っていた様々な人のコメントを見たところ、多くの人が「彼は本気で兄を殺すつもりはなかっただろう、悲しい事件だ」と言っていましたが、信じられない気持ちも含み、「これは悪魔の仕業だ」とか、「信じられない、このジャマイカにマンゴーがたった一つしかなかったわけじゃないんだし」とも。
また、「A Hungry Man Is An Angry Man.」と言葉遊びをしてる人もいました(言い得て妙ですね)。

また、「裁判官に、この少年に手を差し伸べる深い心がありますように」、とも。

こちらはマンゴーとサワーソップ
もうひとつ、コメントの中でAnger Management Issue(怒りの感情のコントロールの問題)という言葉が目立ちました。実際、ジャマイカではこの言葉をよく耳にしますし、日頃も公衆の場で怒っている人、ケンカしている人たちを見ます。ただ、ジャマイカ人って、すぐ怒るけど、すぐ忘れるんですよね・・・さっきの怒りはどこへ?ってこちらが混乱するくらい。

まあ、怒りだけでなく、泣いたり、笑ったりも含め、感情がとても豊かなのがジャマイカ人です! (Staff)


番外編:高くなり過ぎた
マンゴーの木を切断する植木屋
記事本文:
http://jamaica-star.com/thestar/20140605/news/news1.html


記事およびコメントの掲載されていたページ:
https://www.facebook.com/JamaicaStar












http://tingsandtime.shop-pro.jp/

 Tings & Time Records
SHOP URL: http://tingsandtime.shop-pro.jp/

0 件のコメント:

コメントを投稿