5/25/2014

[2014/05/24] Wah Gwaan Jamaica? - Gays Block Queen Ifrica

ラスタアーティストのQueen Ifricaがゲイ団体のプレッシャーにより、本日予定していたNYでのショーの出演を取りやめることになった。

他にも6人のジャマイカ人女性アーティストの出演が予定されていたそうだが・・・
「ショーは開催しますが、Queen Ifricaは出演しません・・・そして他の人たちもです」と会場であるAmazuraのマネジャー。

マネジャー曰く、クラブは差別なしで誰もが楽しめる場所でありたい、と言う。
「我々は誰に対しても平等でありたいと考えています。ゲイ団体の人たちも歓迎するし、すべての人と楽しんでいきたい」

昨日、クラブの前では200人を超える人々の抗議があった。団体の代表者はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーに対する反対活動に貢献するとうたった"Invasion of the Queens'"の中止を求めたという。

New York Daily Newsによると、抗議はゲイであることを公表している、NY市議会議員のDaniel Drommを中心に行なわれた。Dromm氏「ゲイに対する嫌悪を広めるためにQueensに来るような人たちを歓迎することはできない」。

Queen Ifricaは自身の考え方や内容を歌詞にしてストレートに歌うアーティストで、その代表となる曲には"Keep It To Yourself"や"Daddy and Times Like These"がある。また彼女は去年8月に行なわれたジャマイカ独立記念イベントで、ゲイに対して反対という考えを公言したことでも知られる。

彼女のマネジメントが出した対応の一部には「Queen Ifricaは、異性愛論を強く支持しており極めて明確なのは、どんな形であれゲイを保護する団体を許すことも支援することもない、ということです」とある。

なお、彼女がゲイ団体によって抗議されたのは初めてではなく、去年の8月、カナダのRastafestというイベントでも同じ理由で出演をキャンセルすることになっている。

同様に、現在アメリカで服役中のBuju Bantonもアメリカ国内でのショーではゲイ団体からの抗議で何度も出演をキャンセルさせられている。




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ジャマイカも言いたいことが言えない世の中になってきているのは間違いない。レゲエの根本的なRebelの部分を忠実に表現しているQueen Ifricaが干されそうになってきている。
本来バビロンと戦う音楽なのに、今の時代、戦うことすら許されないのか=表現の自由がなくなってきたのか。まさにバビロンの思うツボ。この先どうなってしまうのだろう、Reggae Music...  (Junya)

この記事を書くにあたって参考にしたサイト:
http://www.jamaicaobserver.com/news/Gays-block-Queen-Ifrica-_16735516
http://www.nydailynews.com/new-york/queens/gay-rights-activists-protest-jamaican-reggae-star-queen-ifrica-upcoming-show-article-1.1802630
http://en.wikipedia.org/wiki/Queen_Ifrica






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