5/11/2014

Junyaの "One one Coco, Full a Baskit" Part 1

まずは、Tings & Time RecordsのBlogをチェックしてくれてる皆にRespect!!
今後、毎日のニュースとは別に色々な角度から、レゲエやジャマイカについても書いていくつもりなので、良かったら目を通してみて。 

今回は、「"Reggae" とは何か」について俺なりの考えを伝えたいと思う。

今の時代、漠然とReggaeといっても、どこまでをReggaeと見なすのか。DancehallはReggaeに入るのか?自称レゲエアーティストが歌えばすべてReggaeなのか?腰を振って3点倒立すればReggaeなのか?などなど、一言に "Reggae" といっても個々によって解釈や認識が全然違うのが現状だべ。”Reggae”はこうだ!といった定義はないしね!

さらにこの音楽は進化し続けてるから、時代によってはまったく違う音楽に聞こえるのも事実。だから、Reggaeに出会った時代が異なればそれぞれ意見が割れるのもしょうがない事(いわゆるジェネレーションギャップってやつ)。

そこでなぜ "Reggae" という音楽は常に進化し続けているか、と考えてみると、頭に浮かぶ理由に、この音楽を作っているジャマイカ人が飽き症で、新しい物好きで、人と一緒を嫌い、オリジナリティーを求める性格がモロに表れているからというのがある。

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ある日、スタジオで今のReggaeはあーだこーだ、昔はよかった!等と熱く話していたら、そこにいたベテランミュージシャンの一人がぼそっと、こう言った。

”Reggae = Life” "Reggae = Voice of Ghetto"
『Reggaeはゲトーの人々の生活に密着した音楽だから、昔のようなReggaeを求めるなら、皆の生活も昔のように戻らないと無理だね』

その時、俺の頭の中でもやもやしていた物が、一瞬にしてクリアーになった。

なるほど!!正に彼が言う通り、レゲエという音楽は時代はもちろん、そこで生きるゲトーの人々の暮らしと共に変化し続けている。テレビや携帯電話、インターネット等がなかった時代と今とでは、皆の生活もまったく違うのは想像つくべ!歌う内容や音に変化があるのは、ある意味 人が成長するのと一緒で、自然な事なんだと気付かされた瞬間だった。
ということは、Reggaeの深い所を知りたかったらまずジャマイカの歴史を勉強する必要があるってこと。まぁ、逆に言えばレゲエの歌詞からジャマイカの歴史や人々の生活がわかるってことですな!

話がうまくまとまらなくなってきたけど、今後この "One one coco, full a baskit" シリーズでは時代ごとに人々の生活と音楽のあり方について少しずつ書いて行こうと思う。

Junya


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Tings & Time Records
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